2月は一年の中で最も日数が少ない月ですが、実は歴史や季節の文化が多く詰まった月でもあります。今回は2月にまつわるちょっとした雑学をご紹介いたします。
まず、2月の大きな節目といえば「節分」です。節分は一般的に2月3日のイメージがありますが、本来は「季節を分ける日」という意味を持ち、立春・立夏・立秋・立冬の前日すべてを指していました。現在は特に立春の前日を節分として行事が残っています。豆まきで使う大豆には、「魔(ま)を滅(め)する」という語呂合わせの意味があるとも言われており、昔から無病息災を願う風習として親しまれてきました。👹
また、節分に食べる「恵方巻」も近年すっかり定着しました。毎年その年の縁起が良いとされる方角「恵方」を向いて、無言で丸かじりする習慣があります。ちなみに、恵方はその年ごとに変わり、古くは関西地方を中心に広まった文化とされています。
次に、暦の上で春の始まりとされる「立春」についてです。立春は「春が始まる日」とされていますが、実際にはまだ寒い日が多く、昔から「名ばかりの春」と表現されることもありました。しかし、この頃から日照時間が徐々に長くなり、自然界では春に向けた準備が始まる時期でもあります。梅の花が咲き始めるのもこの頃で、「梅は百花の魁(さきがけ)」と呼ばれ、春を知らせる花として親しまれています。🌸
さらに、2月は受験シーズンとしても知られていますが、「合格祈願」にまつわる風習も多くあります。特に梅の花は、寒さの中でも力強く咲くことから、努力が実る象徴とされ、受験生に縁起の良い花とされています。各地の神社では、この時期に合格祈願の参拝が多く見られています。📖
そして、2月のイベントとして欠かせないのが「バレンタインデー」です。日本ではチョコレートを贈る文化が一般的ですが、海外では花やカードを贈ることが多く、必ずしも女性から男性へ贈る日とは限らないそうです。近年は「友チョコ」や「自分へのご褒美チョコ」など、楽しみ方も多様になり、冬の楽しみの一つとなっています。🍫
寒さが厳しい季節ではありますが、こうした季節の行事や文化を知ることで、日常の中にちょっとした楽しみや発見が生まれます。季節の移ろいを感じながら、心あたたかくお過ごしいただければ幸いです。
