近年では「熱中症」という言葉に違和感を覚える方は少ないと思いますが、一昔前は「日射病」という言葉のほうが、身近だったと感じます。
熱中症という言葉が一般的に使われ始めたのは1995年頃と言われており、簡単に言えば「熱中症は総称」「日射病は特定の症状」を指すそうです。
他にも似た言葉として「熱射病」がありますが、この、熱中症と熱射病と日射病の違いを正しく説明するのは案外難しいものです。
熱中症とは屋外・屋内を問わず高温や多湿等の環境下で身体が適応障害をおこした状態の総称のことで、その症状の度合いにより以下のように分類されます。
熱失神(Ⅰ度・軽症)
熱痙攣(Ⅰ度・軽症)
熱疲労(Ⅱ度・中等症)
熱射病(Ⅲ度・重症)
熱中症の応急処置
①涼しい場所に移動させ、衣服を緩める
②身体を冷やす
③水分を適度に飲ませる
※冷たいものを一気に飲ませすぎると胃痙攣を起こす可能性もあるので要注意。水だけを大量に飲みすぎると体内の塩分濃度が薄まる他、尿としても水分が排出され、脱水症状を引き起こす可能性がある。塩分の補給には味噌汁やスープやスポーツドリンクが適しています。
今年の夏も猛暑になる予定です。
熱中症に注意して、夏を楽しめるようにしたいですね!!!
万が一の熱中症に備える補償(保障)は、当店にお問合せください。
