ここ近年は自然災害でも多く発生し、2022年3月の福島県沖地震も多くの被害が発生しております。また最近では2022年6月に雹(ヒョウ)の災害で建物や自動車、農作物などへも被害が発生し、このような災害が発生した直後から火災保険・地震保険の請求を勧誘する業者とのトラブルが急増してます。
今回、みなさまへ注意喚起のうえでいくつかのトラブルをご案内します!
トラブル1 《 甘い言葉で勧誘 》保険金請求に手数料を求めてくる業者
ある日突然訪問してきた業者が、「地震の影響で建物に被害がありますね。うちがサポートすれば保険会社の査定より多くの保険金を受け取れますよ。それに支払われた保険金の使い道は自由なんです。うちと契約をして保険会社へ保険金の請求をしましょう」と言葉巧みに勧誘され、その場で契約まがいな書類にサインをしてしまった。
その後、サポート手数料の名目として保険金の30%~50%を悪徳業者から請求されてしまった。
このケースでは保険金請求を代行するような業者は疑いましょう。それに業者の介入があったからと言え保険会社の査定基準が変わることもございませんし、保険金の支払額が増えることは、まったくございません。
あと重要なことは、保険金は手数料なしで申請いただけます。
トラブル2 《 知らない間に詐欺に加担 》自然災害を装い破損させるケース
飛び込み訪問のリフォーム業者が、「雨どいが曲がってますね(壊れてますね)ついでに屋根も古くなっているので保険で直しましょう。被害診断から保険金の請求まで全てこちらにお任せください!もともと古くなって壊れている箇所も保険が使えますよ」と言葉巧みに勧誘され、その場で契約まがいな書類にサインをしてしまった。
その後、保険会社の実地調査により悪徳業者の修理見積額と損害認定額に大幅な開きがあり、業者へ修理のキャンセルを伝えたところ多額のキャンセル料を支払うことになった。
このケースでは、お客さまが古くなって(経年劣化)壊れている、または、わざと壊す行為を承知していた場合など、うその理由で保険金請求をすると詐欺に該当するおそれがあります。ご注意ください!!
「保険が使える」と言われたら!
「保険会社の依頼で訪問している」と言われたら!
「保険会社の専門業者装う」
このような時は皆さまがご加入されている「保険代理店」か「保険会社」にまず相談です!
このような業者と契約トラブルとなった場合は、全国共通の電話番号
☎188 「消費者ホットライン」
身近な消費生活相談窓口につながります!
保険金詐欺の通報は、日本損害保険協会「保険金不正請求ホットライン」
フリーダイヤル☎ 0120-271-824
月~金までの午前9時から12時 午後1時から5時までの受付